保険金の税金について（配当金にかかる税金）
ここでは保険の配当に関する税金について説明いたします。
生命保険の税金は
などがあります。保険にも税金がかかりますから、この辺りも覚えておくことが大事です。
保険契約中の配当金・給付金
保険期間中に配当金（余剰金）などを受け取った場合は所得税、住民税などはかかりません。
しかし生命保険控除の計算時に受け取ったぶんは支払額から差し引かなければなりません。
また、入院、通院などで受け取った保険金についても税金は非課税となりかかりませんが、医療費控除を受ける場合は負担した医療費から受け取った金額を差し引く必要があります。
保険金の支払い開始日以降の配当・給付金
保険にもいろいろ種類があります。
年金型の保険や満期で貰える養老保険、死亡保険など保険の受取り方、支払っていた人と受取人の違いなどで課税方式も変わってきます。
年金型保険
こちらは所得税の雑所得となります。
満期保険
保険料を支払っていた人が受け取った場合は所得税の一時所得となります。
保険料を支払っていない人が受け取った場合は贈与税という扱いになります。
死亡保険
| 保険料負担者 | 被保険者 | 受取人 | 課税種類 |
|---|---|---|---|
| Ａさん | Ｂさん | Ｃさん | 贈与税 |
| Ａさん | Ａさん | Ｂさん | 相続税 |
| Ｂさん | Ａさん | Ｂさん | 所得税 一括受取一時所得 年金受取は雑所得 |
